
動画クリエイターは、自分がイメージしたものを映像化し、世界中の人に発信しています。実際にネットなどで動画配信し、「より多くの人に自分の作品を届けたい」と感じる人は、動画クリエイターとして活躍するのはどうでしょうか。今回は、動画クリエイターになるための資格やスキルについて詳しく解説します。
目次
動画クリエイターになる方法
それでは、実際に動画クリエイターになる3つの方法について紹介します。
専門学校に通う
専門学校へ通えば、動画クリエイターとしての必要な知識が効率よく学べます。最新の技術や機材が揃っているのも、専門学校の強みです。動画クリエイターとして活躍するためには、より多くの技術や知識が必要になります。業界とのつながりが強い専門学校であれば、就職先を紹介してもらうことも可能です。夜間の専門学校に通えば、働きながら動画クリエイターの勉強ができるでしょう。
制作会社に就職する
専門学校へ通わなくても、制作会社に就職すれば動画クリエイターになることは可能です。しかし、ある程度の知識と経験がなければ動画クリエイターとしては認められません。専門的な技術をもたずに就職した場合は、雑務や簡単な作業などの下積みから始めることになります。制作会社への就職は、専門学校に比べ動画クリエイターになるまで時間がかかると考えてください。また、就職先の制作会社によっても知識や経験に偏りが出ます。
大学に通う
芸術系の大学に通って動画クリエイターになる人もいます。しかしながら、芸術系の大学は一般の大学よりお金がかかることも多いです。また、大学は専門学校と違い専門分野以外も学ぶ必要があります。倍率が高い芸術系の大学は入学するのもなかなか大変です。
独学で学ぶ
独学でも動画クリエイターになることは可能ですが、モチベーションや自己管理が必要です。専門学校や大学にはカリキュラムがありますが、独学の場合すべてを自分で管理しなければいけません。使う資料によっては、深い知識を身につけられないこともあるでしょう。独学で動画クリエイターになるには、強い意志と自己管理能力が必要になります。
動画クリエイターに求められる資格
動画クリエイターになるのに資格は必要ありません。資格がなくてもスキルがあれば仕事が出来ます。しかし資格をもっていればそれだけ信頼が厚くなります。客観的にスキルが備わっていることの証明にもなるので、競争の多い動画編集業界でも仕事が取りやすくなる可能性が高いです。そこでこの記事では動画クリエイターにおすすめの資格を紹介します。
CGクリエイター検定
CGクリエイターとして活躍したい人は、CGクリエイター検定を取得するのがおすすめです。CGクリエイター検定にはベーシックとエキスパートの2種類があり、ベーシックではCG技術の基礎や3次元CG、エキスパートでは映像編集やCGアニメーション、モデリングやリギングの知識が問われます。試験は年2回で、受験は全国各地で行われています。
CGが使えると動画編集の幅が広がり、ポートフォリオとしても他の人とは違った印象を与えられます。特にイメージ映像を用いるようなテーマの動画編集では付加価値を高められるでしょう。
動画編集検定
動画編集検定は、動画編集のすべての能力が問われる検定です。オンラインで受講できるのも、動画編集検定の特徴のひとつでしょう。3級は無料で受験できるのもうれしいポイントです。近年になってできた動画編集検定では、業界用語についても学べます。
基礎知識から編集、契約に関する内容が出題されるので、この検定をもって案件を獲得しにいくというよりは、動画クリエイターとして働くための最低限の社会常識を勉強するつもりで受講することをおすすめします。
画像処理エンジニア検定
画像処理エンジニア検定は、動画クリエイターだけではなくプログラマーの受験者も多い検定です。画像処理エンジニア検定も、ベーシックとエキスパートの2種類があります。ベーシックでは画像処理や画像解析、エキスパートではベーシックの内容に加え、より高度な画像処理が問われます。画像処理エンジニア検定も、CGクリエイター検定と同じく年2回、全国各地で行われます。
Photoshopクリエイター能力認定試験
Photoshopクリエイター能力認定試験は、Photoshopの知識やスキル能力を問われる試験です。Photoshopクリエイター能力認定試験には実技と実践があり、試験時間内に作品を制作しなければいけません。エキスパートでは、スタンダードより高品質で創造性がある作品が求められます。
動画クリエイターになるために必要なスキル
技術職である動画クリエイターですが、専門的な知識以外にも必要なスキルはあります。多くの人と関わる動画制作には、コミュニケーション能力が欠かせません。職場の仲間だけでなく、クライアントやスポンサーと接することもあります。コミュニケーション能力がなければ、クライアントのニーズに答えることも難しいでしょう。
また、プロデューサーであれば企画力やリーダーシップ能力も必要です。技術や知識だけでは動画クリエイターとして活躍できないと覚えておきましょう。
まとめ
動画クリエイターには独学でもなれますが、専門学校や大学で専門的な知識を身につけるのがおすすめです。必要な資格を取得すれば、社会的な信用も厚くなります。そして、動画クリエイターとして活躍するためには、専門知識だけではなくコミュニケーション能力などのスキルが必要なことも覚えておいてください。
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