インターネットの発達によって、動画編集の仕事は近年急速に需要が高まっています。そこで、市場で通用する実践的なスキルを効率よく身につけるには、初期投資はかかるものの動画編集スクールを使うのがおすすめです。この記事では費用が安い動画編集スクールを、スタジオアス、デジハク、DMM WEBCAMPの順に紹介します。
スクール | こんな人におすすめ | 料金 |
studio US | ・安くて質の高いスクールを探している ・副業やフリーランスとしての収入を増やしたい ・案件紹介でリターンを得るスピードを早めたい | ・動画編集コース 5万5,000円(税込) ・動画クリエイターコース 9万9,000円(税込) ・動画クリエイター総合コース 16万5,000円(税込) ※買い切りオプション +5万5,000円(税込) |
デジハク | ・マンツーマンでサポートを受けたい ・受講生同士の横のつながりを深めたい ・副業やフリーランスとしての収入を増やしたい | ・デジハクコースREG 14万8,000円(税込) ・デジハクコースPRO 24万8,000円(税込) |
DMM WEBCAMP | ・マンツーマンサポートを定期的に受けたい ・副業や転職のサポートを受けたい | ・4週間 16万9,800円(税込) ・8週間 22万4,800円(税込) ・12週間 27万9,800円(税込) ・16週間 33万4,800円(税込) |
安くて質の高い動画編集スクールの選び方
動画編集を学ぶために専門スクールで授業を受けるか検討している方もいるでしょう。ただ、スクールによって費用が異なることから、できるだけ安いところで受講したい方が多いのではないでしょうか。
ただ、授業料の安さだけでスクールを決めることはやめておきましょう。なぜ授業料が安いのかを知ったうえで、自分に合ったスクールを選ぶことが大切です。
よい理由
授業料が安いスクールにはさまざまな理由があります。たとえば、広告宣伝費がかかっていないスクールは、授業の品質を維持しながらも低価格を実現しています。
そのほか、動画編集スクール以外にも、さまざまなスクールを開講しており、ほかの事業で大きいな利益を上げているのも安さの理由といえるでしょう。
また、店舗運営費や教室コストがかかっていないスクールも、授業のクオリティを維持しながら低価格を実現している傾向にあります。たとえば、オンライン授業を展開している場合は、実店舗の運営コストがかからないので、その分授業料を抑えられるといった仕組みです。
悪い理由
一方、授業料が安いスクールの中には、サポート体制に力を入れていないケースもあります。受講生に対するサポートが充実していなかったり、講師陣のレベルが低かったりすることから、思うような成果を上げられない可能性もあるでしょう。
そのため、スクールを選ぶときは、料金だけでなく、スクールの中身をしっかりと確認したうえで、検討することが大切です。
料金が安い理由を知る方法
料金が安いスクールにはさまざまな理由があるものの、そもそも料金が安い理由をどうやって調べればよいのでしょうか。ここでは、安い理由を知るための具体的な方法を紹介します。
無料説明会に参加する
動画編集の授業を開講しているスクールのなかには、無料説明会を実施しているところがあります。無料説明会では、プランやコースの説明に加え、料金体系についても教えてくれます。
また、その際、担当者に不明点などを質問できるので、そこで料金が安い理由を単刀直入に聞いてみるのもよいでしょう。
体験授業に参加する
無料説明会だけでなく、体験授業を開講しているところもあります。体験授業では、無料または低価格で実際の授業を体験することができ、どのような内容で進めていくのかを確認できます。
その際、サポート体制が整っているか、講師陣のレベルはどうかなどを、体験を通じて確認することが可能です。もちろん、無料説明会同様に、質疑応答の時間が設けられることから、そのときに料金が安い理由を聞いてみるのもよいでしょう。
受講スタイルの違い
オンライン型の特徴
オンライン型は、場所や時間を選ばず、自分のペースで学習ができるところが特徴です。仕事後や育児の合間など決まった時間が取れない人、効率を重視する人に向いたスタイルといえます。
基本的には一人学習になるので孤独を感じやすく、人によってはモチベーションを保つことが難しいと感じる方もいるかもしれません。
しかし最後まで学習できるように、チャット形式でリアルタイムに講師がサポートしてくれるようなスクールもあります。途中で学習をやめてしまわないようサポート体制面でも整っているスクールかを確認することが大切です。
またオンライン型は、学んで終わりになりやすいので、講座が終了した後も仕事の案件につながるサポートがあるスクールを選ぶということがポイントになります。転職サポートや実績づくりができるスクールは、将来のキャリア形成に強いといえます。
通学型の特徴
通学型は、講師や他の受講生と直接対面でき、モチベーションを高く保てる環境が特徴です。すぐに質問ができ、スクール内でも交流があるため同じ目標の仲間に出会えます。
設備が整っている環境で学べるうえ、専門的なハードウェアやソフトウェアを自分で用意する必要がないのも魅力です。しかし、通勤時間や交通費が発生するため、時間や費用の面での負担が大きいことが挙げられます。
とはいえ、直接プロの講師の指導が受けられたり、グループワークで実践が積めたりするスクールもあるので通える場所にある人にはおすすめです。
受講スタイルによる金額の違い
動画編集スクールの金額は、受講スタイルによって大きく幅があります。オンライン型は10〜30万円で、通学型は50万円以上と高めの相場になります。またオンライン型と通学型を合わせたスタイルのスクールもあり、相場としては20〜40万円です。
オンライン型が、通学型に比べて料金が低いのは、施設の維持費や教室の運営費などの固定費が発生しないためです。また通学型は、実習のカリキュラムが組まれているので料金が高い傾向にあります。
しかし、金額を基準に選ぶのではなく、自分が学びたい内容やサポート体制がしっかりしているかを考慮するのが大事です。とくに最近のオンライン型は、低コストでも質が高く、教材が充実しているスクールも増えています。
また無料の説明会やLINEからの相談にも対応しているスクールがあります。単純に金額だけで判断はせず、事前に確認することがスクール選びで失敗しないための重要なポイントです。
studio US(スタジオアス)
studio US(スタジオアス)の基本情報
会社名 | 株式会社 AHGS |
住所 | 東京都千代田区九段南 1-5-6 りそな九段ビル 5 階 |
電話番号 | 03-6373-7617 |
まずは、スタジオアスの特徴を紹介します。
動画編集のプロになるための近道がある
スタジオアスでは、未経験から動画編集のプロになれるだけのスキルを身につける近道が用意されています。
おすすめポイントは4つ。1つ目は、オンラインスクールなのでいつでもどこでも受講可能なことです。そのため、すぐに実践的なスキルを身につけたい人のニーズも、仕事や家事・育児と並行して空いた時間に学習したい人のニーズも両方満たせます。
2つ目は、初心者向けの基礎的な教材から中級者以上向けの実践的な教材や仕事の取り方を扱った教材までを幅広く揃えていることです。動画教材の数は900本以上と非常に豊富で、毎月新しいものがアップされます。
3つ目は、プロの講師のサポートを受けられることです。講師がチャット対応でいつでも質問を受けつけてくれるので、疑問点はすぐに解消できます。
4つ目は、卒業後のフォローもしてもらえることです。スタジオアスは企業と連携しているので、卒業後すぐに案件を受注して実績をつくることができます。さらに、慣れてくれば高単価の案件を紹介してもらうことも可能です。
動画編集コースなら月額4,584円から受講可能
動画編集コースの受講料は5万5,000円(税込)で、分割払いにすれば月額4,584円(税込)から受講可能です。コース内容は、Premiere Pro、After Effectsの基礎やYouTubeなどの動画編集となり、趣味でYouTube編集や動画編集をしたい人におすすめです。
動画クリエイターとして、幅広いスキルを身につけて仕事をしたい人には、動画クリエイターコース9万9,000円(税込)、動画制作のプロを目指す人には、動画クリエイター総合コース22万円(税込)がおすすめです。
デジハク
デジハクの基本情報
会社名 | UNIT BASE株式会社 |
住所 | 〒160-0022 東京都新宿区新宿1-34-3 第24スカイビル6F |
電話番号 | 03-5941-9280 |
次に、デジハクの特徴を紹介します。
未経験からプロになるための実践的なカリキュラム
デジハクも、未経験からプロになるための実践的なカリキュラムが用意されています。おすすめポイントは4つ。1つ目は、基礎から分かりやすく体系化されたカリュキュラムでPremiere Pro・After Effectsを中心にオンラインで効率的に学べることです。
2つ目は、質の高いポートフォリオが制作できることです。基礎を学んだ後は講座の中でさまざまなジャンルの動画を制作しますが、講師によるフィードバックや添削が受けられるので、質の高い仕上がりになります。それらの動画は、副業や転職の際に自身のポートフォリオとして使えるためスキルの証明として役立つでしょう。
3つ目は、現役フリーランスの講師陣がマンツーマンでサポートしてくれることです。受講中はチャットにて何度でも質問・相談が可能なので疑問点はすぐに解消できます。
4つ目は、案件を獲得するためのフォローがあることです。案件獲得方法や案件獲得後のレクチャー、自己紹介文や応募文の添削、受注した案件の相談など幅広いサポートが受けられます。
デジハクコースREGなら月々6,200円から学習できる
編集スキルを基礎から集中して学びたい人向けのデジハクREGは14万8,000円(税込)で、分割払いにすると月々6,200円(税込)から学習可能です。コース内容はPremiere Pro、After Effect、YouTube編集、サムネイル・ポートフォリオ制作、リテラシーなどで、サポート期間は90日となります。
動画編集を仕事にしたい人向けには、デザインなどの関連スキルを学び、ワンランク上の動画クリエイターを目指せるデジハクコースPRO24万8,000円(税込)がおすすめです。なお、こちらのサポート期間は180日です。
DMM WEBCAMP
DMM WEBCAMPの基本情報
会社名 | 株式会社インフラトップ |
住所 | 〒106-6223 東京都港区六本木3丁目2-1 住友不動産六本木グランドタワー 23階 |
電話番号 | 03-6869-4700 |
最後は、DMM WEBCAMPについて紹介します。
デザイン・動画編集を実践的な内容を中心に学べる
DMM WEBCAMPでは、副業やキャリアアップのために学びたい人向けにデザイン・動画編集を実践的な内容中心に学べるWebデザインコース、動画クリエイターコース、UI/UXデザインコース、WordPressコースの4つが用意されています。
おすすめポイントは4つ。1つ目は、オンライン学習なので好きな時に好きな場所で学べることです。2つ目は、質の高いカリキュラムと独自の学習メソッドで確実に実践スキルを獲得できることです。
3つ目は、現役クリエイターの講師が受講生の学びに合わせて、マンツーマン体制で学習をサポートしてくれることです。質問や相談はチャットにて24時間無制限で受けつけており、週2回、1回25分のオンライン面談でじっくり話すことも可能です。4つ目は、未経験から副業実績の獲得までを支援する副業サポートや転職サポートがあることです。
2コースセットで受講できるセットプランがお得
Webデザインコースは、デザインコースとサイト制作コースを2コースセットで受講できるセットプランです。このセットプランを利用すれば、学習内容が通常コースの2倍となり最大7万1,200円(税込)お得になります。もちろん、片方のコースのみの受講も可能です。
デザインコースの内容はデザインの基礎、WebサイトのUI・情報設計、オリジナルのバナー広告の作成で、サイト制作コースの内容は、Webサイト制作の基礎、HTML・CSS・JavaScriptについての学習、SEO、ドメイン・サーバーの準備などです。カリキュラム内で実際にこれらのツールを使用しながら学習するので、実践的なスキルが自然に身につきます。
まとめ
インターネットが日々の生活に欠かせなくなった現代、動画編集の仕事にはたくさんの需要があります。興味のある人も多いと思いますが、独学でイチから学ぶには多くの時間と労力がかかるでしょう。そのため、実践的なスキルを効率よく身につけるには、自分に合う動画編集スクールを使うのがおすすめです。
この記事では費用が安い動画編集スクールを、スタジオアス、デジハク、DMM WEBCAMPの順に3つ紹介しました。参考にしていただければ幸いです。
- 学びながら実績が作れる!
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studio US(スタジオアス)
学びながら実績が作れるスクールです。
動画クリエイターが、案件を取得するには自分で営業を行う必要があり、未経験の方は営業方法が分からずにつまずいてしまうことも珍しくありません。
studio USではスキルを習得した段階で案件の紹介が可能なので、すぐに動画クリエイターとしての実績を積むことができ、外部の仕事を獲得するためのアピールにも活用できます。